19 August, 2011

もしもオバマ大統領がKickstarterでプロジェクトを立ち上げたら



Barack Obama by Lucio Villa (luciovilla)) on 500px.com
Barack Obama by Lucio Villa


コメディ動画を制作している『Funny or Die』が先日公開したあるバイラル動画が非常に秀逸だったのでご紹介。

14兆ドルもの負債を抱えるアメリカ経済を立て直すため、オバマ大統領がKickstarter(個人のプロジェクトに対し、ネットを介して資金を集めるウェブサービス)でその負債を返済するためにアメリカ国民から寄付を募るというもの。

寄付額によるインセンティブは、1日大統領や法律を作る権利、Executive Producerのポジション、ケネディ大統領を殺害した人物の暴露など。
14兆を寄付すれば、USAの末尾、United States of "○○"を自ら名付けることができるとか。



ハフィントン・ポストなどにも取り上げられたこの動画、アメリカにおけるKickstarterの知名度の高さを示しているのかもしれません。

それにしても、オバマ大統領なら集まるような気がするにもかかわらず、菅総理が同じことをやっても集まらない気がするのは気のせいですかね。。汗


また、この『Funny or Die』というサービスも初めて知ったのですが、動画に出演している役者やディレクターなどが分かるようになっており、オンライン上でファンベースを築くことができるようになっています。





ニコ生などは似た部分もありますが、ここまで気合の入った動画を投稿するサイトというのは日本にはまだないですよね。(アメリカだと以前取り上げたBlip.tvも同じような分野のサービス→『ハイクオリティ・オリジナルなwebビデオがタダで視聴できるBlip.tvが面白い!』)

役者さんたちが陽の目の浴びる新たな機会を作るというのは、クリエイティブマーケットの裾野を広げるのに大きな役割を果たす気がするので日本にもできないですかねー。


【参考】
President Obama Launches a Kickstarter Campaign to Solve Debt - DesignTAXI.com
Obama's Kickstarter Campaign to Solve the Debt from Funny Or Die, James Davis, Matty Smith, jackallison, Brian Lane, and Genevieve_mua



※こちらの記事はTMHブログポータル(http://www.tribalmedia.co.jp/blog/)の方にも転載いただいております!
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