03 May, 2010

ゆとり世代であるということ。

日本に帰ってきてよかったと思う数少ないことのひとつにテレビが見れることがあったりします。

twitterでも日本の状況にキャッチアップすることはできるし、ドラマとかアニメは数日遅れでネットで見れるんですが、やっぱり日本にいないとだめなものもまだまだあるので。

具体的には、毎日「クローズアップ現代」とか「すぽると」とかは帰ってから結構見れててうれしかったり。

昨晩は「すぽると」からの流れで「1924」、「朝生」と連続して見てたんですが、ゆとり教育について言及している部分があって興味深いものがありました。


「1924」の方では、”「ゆとり」って馬鹿するな、おれたち(わたしたち)は頑張ってる!”みたいな感じのディスカッションが繰り広げられてたんですが、別に大人なんてほっとけばいいんじゃないかなー、なんて思ったりしながら見てました。

そのあとの朝生で出演者の中で最年少だった猪子さんと最年長だった歳川さんの間にジェネレーション・ギャップがあることが明白だったように、若者と大人というのは常に理解し合えないものであって、その人たちに評価してもらいたい、と願っても不毛なんじゃないでしょうか。

認めてくれー、と叫ぶよりも、その劣等感をもとにいかにのし上がっていくか(堀江さんがおっしゃっていたようにいかに上の世代のリソースをうまく活用していくか)であったり、いかに排他的な大人を反面教師に寛容性を身につけるか、みたいなことを話しあった方が建設的かと。

大事なのは、「ゆとり世代」と呼ばれないことではなく、将来的に「谷間の世代」にならないためにどうするかということ。