24 March, 2010

アメリカの教育の現状

Trinity@NYCさんがアメリカの教育の現状について、興味深い記事を書いていらっしゃいました。→「子供の教育はPRICELESS

僕は、高校1年の春休みにアメリカにあった姉妹校で、1ヶ月間ホームステイをしたんですが、その時に通った姉妹校(公立)のレベルのあまりの低さに驚いたことを覚えています。

特に数学の授業で、三平方の定理の証明を折り紙を使ってやったときには苦笑い。(高校1年生のホームステイ先の子にくっついて、授業を一緒に受けていた。)

ただ、ここまでヤバいとは思っていませんでした。

"この国の教育システムの問題は、ハイスクールまでの段階に集中しているかのようである16歳から24歳までの若者のうち、高校を卒業しなかった、あるいはできなかった生徒の数がアメリカには620万人もおり、これは同年齢層の男子の5人に一人、だというのである。全人口対比の16%が高校をドロップアウト。まさにドロップアウト・クライシスである"

これと比較すると、日本の高校までの教育システムってだいぶマシだと思うんですが、大学に入るとTrinity@NYCさんの仰る通りいささか様子が違うように思います。

授業に出ない、寝るといったドロップアウト同然の行為が平然と行われるようになるので。

@kotosakaさんが以前、書かれていたように、

"この入試問題で高得点をとって入学出来る高校生達は、全世界的にも競争力が有ると本当に思うのだが。。。: 毎日-2010年大学入試問題と解答例 http://bit.ly/9A32ST"

日本の高校生の平均レベルってアメリカのそれと比べるとかなり高いように思いますし、上のレベルでも高い競争力があると思うのですが、大学のシステムがダメにしがち。(燃え尽き症候群や反知性主義など。)

個人的には、日本も就職活動をGPA主義にしちゃえばいいんじゃないかなー、と思うんですが。。

帰ったら、学業最優先に生活して日本の大学の問題がなんなのか考えてみたいと思います。

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