27 February, 2010

アイデンティティーの拠り所


今、ちょうど学校が一週間の休み期間に入っています。





ということで、いつもは勉強漬けな学生たちも息抜き中。僕も友人に誘われ、2日連続でカラオケに行きました。(日吉時代以来かな!?笑)





そこで改めて感じたのがシンガポールの娯楽文化の欠如。





カラオケでシンガポール人が歌うのは、中国本土や台湾、欧米、韓国、日本などシンガポール以外の歌がほとんど。(9割ぐらい)





日本人の僕はシンガポールにいても、日本に興味のある人に日本について話したり、街中で日本人や日本に交わる商業広告や娯楽広告(化粧品や邦画、UNIQLOの巨大広告など。最近だとのだめカンタービレがこちらでももうすぐ公開らしくあちこちにポスターがある。)を見たりするのが、日本人としてのアイデンティティーを再確認する機会になるわけですが、どうやらシンガポール人にはそういうのってあまりなさそうだなー、ってカラオケ中に考えてました。(日本に留学していたシンガポール人の友人は、シンガポールに帰ってから(日本に対する)ホームシックにかかったと表現していたり。笑)





で、カラオケが終わった後にマクドナルドでだべりながら、発見したのがシンガポールの男性は徴兵制によって、自分がシンガポール人である、ということを強く認識している、ということ。





シンガポールは高校卒業後、2年間、軍で訓練を受けることを義務付けられ(National Service)、その後10年間(?)、毎年、体力測定を受けなければならないらしいです。





なので、シンガポールの男子学生は国防、軍事などの話題にはすごく詳しい(~ミサイルがどうとか、日本軍とアメリカ軍は~という風に配備を分担してる、とか。)





「国を守る」ことを義務付けられている組織での経験が彼らのシンガポール人としてのアイデンティティーの拠り所なのかも。





そんな風に感じました。





女の子はどうなんでしょうね。





ちなみにカラオケでの一番の収穫は、「ウィーアー」がウケたことでしたwなによりなにより。


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